♪ドレミ薬局♪

ドレミ薬局からのお知らせ
2021年10月〜2022年3月



2022年03月

公園の梅

今月は近くの公園の梅です。


今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

以前より高齢化社会と言われていますが、団塊の世代の方が高齢者に数えられるようになることを見越した政策を国は進めてきました。その一つに在宅医療があり、人生の最後の時間をできるだけ自宅で迎えたいという国民の願いを叶えるべく進められています。 (病院の病床が足りなくなるという側面もありますが)
歳を重ねて、あなたが、もしくはあなたの家族が動けなくなり、病院に通えなくなったときにどうしたら良いのでしょう。

まず、かかりつけの医師がいる場合はそちらで相談します。病気とは無縁で、よく知る医師などいない場合は市や区に相談し、「包括支援センター」に繋げてもらいます。 包括支援センターでは介護保険の相談など色々と相談に乗ってもらえます。様々な選択肢があり、地域で支えるために、その中でいろいろな人が関与します。
・包括支援センター(ケアマネージャー・ヘルパーなど)
・訪問診療(医師)
・訪問看護(看護師)
・訪問薬剤管理(薬剤師) など

最後に、老々介護になるのでとても家族でお世話をするのが困難な場合は、デイサービス利用や老人ホーム入所など様々な選択肢もあります。

薬剤師   頼實 雅之

2022年02月

スモークツリー

今月はスモークツリーです。


今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

最近、全国どこの調剤薬局をご利用いただいても、そろわない商品についての説明が薬剤師からされることがあると思います。
これは、新聞やニュースの報道で言われているとおり、数社の製薬メーカーの不正から端を発し、製薬業界全体、医療業界全体に波及し、現在の深刻な医薬品流通不安定を招いています。

個人的にはそもそも根本の原因は国が薬を安くしすぎて、製薬メーカーがずさんな仕事をして、という流れかと思っています。
では、実際に患者さんが取るべき防御策はというと、今行ってる調剤薬局に行き続けることです。今、行きつけの薬局を変えると、新しい薬局で商品が入らない、前の薬局に戻ってもすでに対象商品が入らないという羽目に遭うかもしれません。 自分の薬はいつものあの薬局でストックしてくれているという感覚で薬局を利用した方が安全です。

最後に、この状況は2年ほど続くそうですので、最低2年は今の薬局を利用し続けることをお勧めします。

薬剤師   頼實 雅之

2022年01月

マリーゴールド

今月はマリーゴールドです。


今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

最近よく聞く、市販の新型コロナウイルス検査キットですが、どれを買えばよいのやらと思われることがあるかもしれません。
市販されているものは抗原検査キットです。その中でも「医療用キット」と「研究用キット」があります。
医療用キットは法律で定められた基準に適合している商品です。
詳しくは購入される薬局で薬剤師から説明を聞き、製品についてくる説明書をよく読み、動画が見れるものはきちんと見ましょう。
(これを書いている今時点では、ドレミ薬局では取扱いしていません)

最後に、検査キットを購入して陽性であった場合や陰性でも症状のある場合は医療機関に相談してください。また、陰性であっても、マスクや手指消毒、普段からの感染対策はきちんと継続しましょう。
ちなみに、陰性証明としては使えませんので注意ですね。

薬剤師   頼實 雅之

2021年12月

梅の鉢植えのコケ

今月は梅の鉢植えのコケです。


今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

コロナが下火になっています。

賛否両論あるかと思いますが、感染対策をしっかりしたうえで、外に出てみるのも良いものです。
海外の状況を見ていると、感染の第6波はいずれ来るのかもしれません。
しかしながら、現在は、人として英気を養ういい機会かも知れません。
このわずかかも知れない時間に思い出を作ってください。

最後に、家族や友人・恋人など大切な人と思い出を作る機会の話であり、会社の年末年始の義務的な忘年会・新年会を盛んにしましょうということでは無いことは言うまでもありません。

薬剤師   頼實 雅之

2021年11月

ケイトウ
今月はかわったケイトウです。
おしゃれでしょう。


今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

最近の薬局は進化しています。

今までは、患者さんが処方箋を持ってきて薬をただ単に渡すだけでした。 しかしながら、現在は、

定期的に患者さんのご自宅まで出向き毎日の薬の服薬支援をしたり(居宅療養管理)、
2か所の病院の薬をまとめてパックして服薬しやすくしたり(外来服薬支援)、
注意の必要な薬の使用状況を定期的に電話でお伺いして副作用の有無など服薬支援したり、
色々とできることが増えてきました。

最後に、これらのことは、有料のことが多いですが、お困りのことや興味のある方はいつでもあなたのかかりつけ薬局にご相談ください。

薬剤師   頼實 雅之

2021年10月

ススキ
今月は道の駅で見つけたススキです。
昔は公園などに生えていましたが、今はめっきりみません。

今月も地域の皆さんに役立つ、健康サポート情報をお送りします。

当薬局をご利用の患者さんには、ご自宅まで在宅医療として薬をお届けしてお話して帰るという患者さんもいます。(なんだか、お坊さんみたいだな)
先日、ある一人暮らしのご高齢の患者さんが仏壇の話をされていました。
今まで、仏壇とお墓を守ってきたけど、自分は身寄りがいないので、この先どのようにしたらいいのか・・・と。(唯一の姪っ子も全く違う宗教なのでと)
お墓は他県で、もう、体が不自由なのでお墓参りもできる気がしない。特に、仏壇などどうしたらいいのか。と。
自分の人生を締めくくる準備をしておきたい。そうでないと、余生をプレッシャーなく過ごせないと。

最後に、今、80〜90代のご高齢の方は、凄く真面目な方が多く、尊敬できる方が多い一方、その裏返しで、何でも我慢して抱え込む方も多いのだなと思ってしまう。僕らの時代には、お墓や仏壇なんかはなくなり、スマホアプリなんかになってる気がして仕方ない。
(結局、上記の場合は、姪っ子さんに話がいくか、お墓は自然にレンタル期限が切れるし、仏壇は家財道具と一緒に処分されるのだと思われるが、そんなことが問題ではなく、お年寄りの心の重荷のお話です。)

薬剤師   頼實 雅之