今年は猛暑が続きましたね。我が家のケイトウも暑さにダウン気味です。
9月といえば秋、抜け毛の季節とよく言われます。そこで、今回は『家庭でもできる抜け毛対策』についてご紹介します。
そもそも私たちの髪の毛はタンパク質などでできている体の一部分で、一定の周期で生え替わっています。ですので、食事のバランスが崩れたり、喫煙したり、ストレスが溜まったり、正しい洗髪をしていないと、髪の毛に悪影響が現れます。
具体的な抜け毛対策としては、
@ バランスの取れた食事を意識して、タンパク質(肉・魚・大豆)・ミネラル(海藻)を積極的に摂る。
A 毛根の血行を悪くする喫煙やストレスを避ける。
B 正しい洗髪を行うという事が重要になってきます。
特に正しい洗髪をご紹介しますと、
A 髪の毛を軽くブラッシングしてから、お湯ですすいで汚れを落とす。
B シャンプーを泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするように洗い、シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ。
C リンスやコンディショナーで髪の毛を整えてから、すすぐ。
D タオルでたたくように髪の毛の水分を取り、ドライヤーの風(熱風はダメ)で乾かす。
というものが基本になります。(その他、ヘアケア用品を使用するのも良いでしょう。)
最後に、上記以外にも抜け毛の原因は考えられます(ホルモンバランスなど)。真剣にお悩みの方は皮膚科の先生にご相談される事をお勧めします。
薬剤師 頼實 雅之
夏も本番ですね。我が家のひまわりも元気に満開です。
最近、テレビなどでよく聞くメタボリックシンドローム。当薬局でも患者様よりご質問を受ける事があります。
そこで、今回は『家庭でもできるメタボリックシンドローム予防・改善策』についてご紹介します。
メタボリックシンドロームとは生活習慣病の一つの状態で、動脈硬化の危険因子である「肥満(内臓脂肪型肥満)」「高血圧」「高血糖」「高脂血症」のうち3つ以上(「肥満」は必須)を併せ持っている状態のことです。この危険因子を多く持っている方ほど心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。例えば、心臓病発症のリスクは、危険因子1つで約5倍、2つで10倍、3〜4つで31倍にも跳ね上がります。
このメタボリックシンドロームの予防・改善策としては、以下のポイントを意識しながら食習慣・運動習慣を振りかえってみることが重要になります。
【食事のポイント】
@ 腹八分目にする A バランスの取れた規則正しい食事をする
B 甘いものを控える C 塩分を控えめにする D 食物繊維をとる
【運動のポイント】
@ 1日1万歩を目標にする A 1日20分程度の有酸素運動をする
【嗜好品のポイント】
@ 禁煙 A おやつ・おつまみを控える
最後に、「肥満(内臓脂肪型肥満)」のチェックはウエストサイズで簡単にできますので、ぜひ試してみてください。(男性85p以上、女性90p以上は注意)
薬剤師 頼實 雅之
暑い日が続きますね。我が家のトマトも早く赤くなってくれるのが楽しみな今日この頃です。
こう暑い日が続くと冷房を1日中点けているという人もいるのではないでしょうか。でも、冷房の風に当たりすぎると体がだるくなったりと、不快な症状(冷房病)に悩まされている人もいるはずです。
そこで、今回は『家庭でもできる冷房病対策』についてご紹介します。
もともと人間には、体温を自分で調節する能力があります。しかしながら、5度以上の温度差のある場所を頻繁に行き来したり、冷風に直接当たり過ぎたりすると、この調節機能が低下して冷房病特有の不快な症状を巻き起こすのです。
症状としては、足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、かぜ、腹痛、下痢、いらいら、不眠などがあります。
対策としては、直接冷房の風に当たらないことや、特に女性であればひざ掛けをしたり、軽い体操をして体をほぐしたり、お風呂でゆっくり体を温めることです。それ以外にも日頃からストレスを溜めずに規則正しい食習慣を送ることも大切です。
最後に、地球環境のためにも冷房の設定温度を下げ過ぎない事が1番良いのかもしれませんね。(設定温度は28度くらいが適当かと思います)
薬剤師 頼實 雅之
梅雨の季節になりました。梅雨には「あじさい」がよく映えますよね。
さて、暖かく湿気の多くなるこの頃は水虫にお悩みの方にとっては嫌な季節かもしれませんね。水虫は見た目が良くないだけでなく、家族にもうつってしまうので困りますよね。そこで、今回は『家庭でもできる水虫対策』についてご紹介します。
水虫は白癬菌というカビの一種が足に寄生して起こります。白癬菌は高温多湿を好み、皮膚や爪の成分を食べて生きています。ですので、水虫対策としては白癬菌の嫌がる環境を作る事が基本となります。
具体的には、
@ 足は指の間まで洗い、洗った後は良く拭き、乾燥させます。(専用の石鹸も市販されています。)
A バスマットやスリッパの共用は避けます。
B 床はまめに掃除します。
C 靴は毎日同じものを履くのではなく数足を履きまわします。(革靴などは湿気を取るためにシューキーパーの使用がおすすめです。)
というものです。
最後に、「水虫かな?」と思ったら、水虫でない場合もありますので、自己判断で薬を使わずに皮膚科の先生に正しい診断をして頂くことをおすすめします。
薬剤師 頼實 雅之
桜もきれいに散って、ポカポカと陽気が気持ちいい日が続きますね。
さて、この頃になるとそろそろ紫外線が気になるという声が聞こえてきそうですね。紫外線はシミやシワの原因の1つとして知られていますので日頃の対策が重要です。そこで、今回は『家庭でもできる紫外線対策』についてご紹介します。
紫外線の種類には肌を黒くするUVAと肌を赤くするUVBがあります。また、紫外線の量は4〜9月に多く、1日の中でも10〜14時に多いのです。紫外線対策の基本はとにかく紫外線に当たらない事です。外に出かけるときには、日傘、帽子、長袖シャツ、色の濃いシャツ、日焼け止めなどを活用しましょう。特に日焼け止めはUVA(PA表示)・UVB(SPF表示)の両方に対応できる物を選びましょう。最近では肌の弱い方用にノンケミカルタイプも販売されているようです。
しかし、紫外線は体内でビタミンDを作るのに必要ですので体に全く必要ないわけではありませんので覚えておいてください。
薬剤師 頼實 雅之
すっかり暖かくなり、春ですね。
我が家のチューリップもつぼみが大きくなってきました。
さて、春といえば花粉症でお困りの方も少なくないはずです。今回は『家庭でもできる花粉症対策』についてご紹介します。
花粉症対策の基本は睡眠をしっかりとって、生活習慣を規則正しくする事です。また、タバコ・お酒を控える事も大切です。
さらに、外に出かけるときは、帽子・マスク・メガネを着用して、家に帰ってきたら、玄関で衣類に付いた花粉を払い、うがいと洗顔をします。
その他、おくすりも有効な花粉症対策の1つですので興味のある方は医師・薬剤師に相談してみてください。
薬剤師 頼實 雅之